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「家ってどうやってできていくの?」って思っている方も多いと思います。
今回はある新築の住宅物件に密着し、家ってどのようにしてできていくのか調べてきました。最近では住宅の工法も様々で、地震に対する耐震・免震工法、生活様式の多様化によるデザインや機能面での多様化、環境への配慮・光熱費削減関連への取り組みなど、ハウスメーカーや工務店ではそれぞれ特色を生かした工法を推奨しているようです。
今回はいろいろな工法の一例としてこれから紹介する物件をとりあげてみました。これが家づくりのすべてではありませんが家ってどのようにしてできていくのかなっていう家づくりの流れをつかんでもらえればと思います。


基礎工事にとりかかる前に基礎をする部分の掘削しています。 基礎工事にとりかかる前にはもちろん幾度の打ち合わせにより設計(間取り・デザイン・構造の計算・)敷地の既存建物の解体・敷地の地盤調査・地盤改良・市町村への確認申請等様々な綿密な準備をしてから着工にいたっているのです。


掘削した地面に家の形状に合わせて枠をはめ込みコンクリートを流します。 この部分が床下の土間になります。写真はべた基礎といって家が建つ全面にコンクリートを流し、基礎を面で支えます。


木の土台が乗る部分の立ち上がり部分ができました。 立ち上がり部分の天板にはこの上に乗る土台や柱を緊結するためのボルト、アンカ −が取り付けられています。


土台工事の前に写真では工事期間用の仮設足場が組まれています。 棟上の前に一階部分の柱を立てる土台が据えられたところです。


柱をたて、二階部分の床をはり、二階の柱をたて、小屋組を組んでいきます。写真構造はプレカット材といってあらかじめ工場でコンピューターによって組上げられるよう加工された材料を使用しています。


屋根になる部分に垂木をながして、板をはりつけ、屋根面を作っていきます。


こうして私たち屋根屋の出番です。大工さんに仕上げられた屋根面に防水用の下地材をはっていきます。こうして屋根工事ができる状態になります。


いよいよ当方の本職の屋根工事にかかります。屋根材は丸栄陶業のKS40という商品です。純和風でもなくどことなく和風のようなシンプルなS型瓦です。引っ掛け桟木に瓦を引っ掛け釘打ちしていきます。


袖部分(屋根の端っこの部分)の様子


この建物は一階と二階の外壁の素材が違うため上部と下部の下地の工法が異なっています。上部はこのシートの上に通気層を作り、サイディングを施します。下部通気層を作り、ラス板をはって、モルタルを塗り、外壁仕上げ材をコテで塗り上げます。


このシートは防水性かつ透湿性が重要なようです。防水性はもちろんある程度の湿気を通すことによって内外の湿気を調整するようです。


内部では早くもユニットバスが設置されているようです。お風呂もいろいろな工法があるようですが一般的にはユニットバスが多いようです。アフターや、メンテナンスの面でも優れているようです。


内部ではサッシ等の窓が入り、大工工事では筋かいや金物付け、断熱材が設置されています。現在の住宅は建築確認申請の段階で建築物に対してかなり厳しい条件をつけていますので、耐震・免震のための金物類が恐ろしいほどに設置されていきます。


この住宅では大部分をフローリングの床にしています。床材にもいろいろあり、木質、石質、タイル、樹脂系、繊維系など様々ものから選択できるようです。


最近では断熱材や断熱の工法も多様化しているようでコストや用途によって断熱材が選ばれるようです。高断熱にすればするほどコストはかかりますが生活してからの高熱費は下がりますしそのあたりをどう捉えるかによって工法や商品をがきまるのでしょうかね。


外部では外壁上部のサイディング工事の様子です。サイディングにも様々な商品があり、窯業系や金属系など見た目も素材も価格帯も様々なようです。最近ではサイディングの外壁はかなり使用されているようです。


内部では壁になる石膏ボードがはれれています。石膏ボードは仕上げのクロスの下地になる部分です。奥のほうには電気の配線が見えていますが、電気工事は壁や天井ができるまでにすべての配線を出しています。大変ですね。どれが何の線なのかさっぱり(笑)


今回は前編としてここまでです。後編では完成をお届けできると思いますので更新をおたのしみに。瓦屋さんが作ったページなので間違った表現や、説明があるかも知れませんがご了承を。訂正のメールもお待ちしております。